1 校内研修計画
 
1 研究主題

思考力・判断力・表現力を育む授業の工夫改善

〜習得・活用・探究の学習活動を通して〜
 
 
 
2 主題設定の理由
 
 今年度の研究のテーマを「思考力・判断力・表現力を育む授業の工夫改善 〜習得・活用・探究の学習活動を通して〜」とした。昨年度は「基礎・基本の定着を図り、確かな学力を育む授業の工夫改善 〜習得・活用・探究型の学習活動を通して〜」をテーマとして、習得・活用・探究の学習のプロセスを重視した学習の展開に取り組み、また、少人数授業やTT授業などで習熟度に対応した取り組みを行ってきた。
 
 ところが,昨年度実施された全国学力検査や、県の到達度調査の結果から、本校の課題は基礎的・基本的事項の未定着の生徒が多いことや、身につけた知識や技能を生活に活用する力の低い生徒が多いことである。
 
 また、昨年度は校内研修で授業方法の工夫改善を図るため、全教科での主事を招聘した研究授業の実施を目指したが、実施できない教科があったのも反省点として残る。
 
 さらに学習指導要領改訂の基本的な考え方として,「生きる力」の理念の共有、言語活動の充実、基礎・基本的な知識・技能の習得、思考力・判断力・表現力の育成、確かな学力の定着などが打ち出されている。
 
 そこで、越来中では、校内研修において、習得・活用・探究の学習活動を取り入れた授業を実践することによって、「思考力」「判断力」「表現力」を育むことを校内研修のテーマとして取り組む事とした。主事を招聘した研究授業だけではなく、教科内の研究授業や、全職員に呼び掛けた公開授業などを計画的に実施する。研究授業・公開授業の際に、お互い、授業観察シートを記入し、教師同士が切磋琢磨しながら、学び合いたい。「基礎・基本の定着を図る授業」「楽しい授業」「わかる授業」「参加する授業」の実践が取り組まれることとなり、結果として、生徒の基礎・基本の定着を図り、確かな学力を育むことができるのではないかと考え、本テーマとした。意欲的に教材研究や授業法の工夫改善に取り組むことにより、授業力の向上につながり、ひいては,生徒一人一人の学力の向上を期待できるであろう。
 
 
3 研究仮説
 
 校内研修において、職員が授業の工夫改善の研修を積極的に取り組み、「習得型」「活用型」「探究型」の授業を意図的に行うことにより、生徒の思考力・判断力・表現力を育むことができるであろう。
 
 さらに、教科内での研究授業や全職員に呼び掛けての公開授業を、積極的に実施することによって、教師同士の「学びあい」によって、教材研究や授業法の工夫改善につながり、それによって「基礎・基本の定着を図る授業」「楽しい授業」「わかる授業」「参加する授業」に取り組むことになり、生徒一人一人の思考力・表現力・判断力が高まり、基礎学力を含めた「確かな学力」を育むことができるであろう。
 
 
4 研究方針
 
 (1)校内研推進委員会を設置し、研究の全体計画・調整・推進を行う。 
 
 (2)校内研修の主題等について、全職員で共通理解し、研究意識を高め、協働体制を図りながら    組織的,計画的,定期的に取り組む。
 
 (3)研究授業のうち、1回は全職員で参観し、全体授業研究会を開催する。 
 
 (4)日常的な授業の中で、「今日のねらい」を明示して授業を行うとともに、教科部会等で、授業   方法の工夫改善に向けた検討会を実施する。
 
 (5)校内研修の研究主題に迫る授業に取り組む際に、教科単位でも指導主事を招聘して、研究授業   を行う。
 
 (6)言語教育の充実を図る。
 
 (7)各教科部会において指導法や評価の工夫改善を行い、実践内容や研究内容の成果をまとめ全職   員で共有する。
 
 (7)研究の成果をまとめ,報告する。
 
 
5 研究内容
 
 (1)全職員が習得・活用・探究活動を意図的に取り入れた授業を実践する。
 
 (2)思考力・判断力・表現力をはかる評価方法の工夫・改善
 
 (3)発表力や表現力を身につけさせるための工夫や場の設定。 
 
 (4)学習過程における指導法や評価方法の工夫と改善。
 
 (5)学習意欲を引き出すための教材・教具の工夫と改善。
 
 (6)基礎・基本の未定着の生徒や、成績上位の生徒に対して、個に応じた指導の工夫。
                                    (少人数、TTなど)
 
 (7)コンピュータを活用した授業づくりや成績処理。
 
 (8)各教科で評価規準を設定し,通知表に反映させると共に,それに基づいて生徒の努力の跡やつまづ
   きを確認し,指導と評価の一体化(PDCA)を図る。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
6 各教科の研究テーマ(全体の研究主題とリンクさせる)
教 科 研  究  テ ー マ
国 語


 
○書くことや話すことを重視し、表現力を育てる。
○辞書を活用し,語彙力・漢字力をつけるとともに、読解力を高める。
一徹底:漢字スキルを高め、語彙力の定着を図る・
一改善:書いたり、話したりする場を設定する。
社 会


 
○社会的事象に関心を高め、自己の意見を述べる能力に必要な、「思考力」「判断力」「表現力」を高める。
一徹底:課題解決学習に積極的に取り組む
一改善:単元テストの計画的な実施
数 学


 
○基礎・基本の定着。
○学習意欲の向上。
一徹底:ノート指導と点検
一改善:授業形態の工夫
理 科




 
○観察・実権を通じて身近な自然の事物・現象に関心を持ち科学的な見方や考え方を 身に付ける。
○実験結果や観察したことを処理し、考察することにより、理科に関する知識を身に 付ける。
一徹底:実験器具の操作方法の習得と基礎的・基本的な知識の定着
一改善:教材・教具の開発と授業展開の工夫
音 楽


 
○多様な音楽活動を通じて、音楽の楽しさや美しさを感じさせる。
○表現の技能を身に付け、創意工夫をして表現する能力を育てる。
一徹底:音楽の楽しさを知り、表現の技能を伸ばす
一改善:合唱やアンサンブル等の発表の場を持ち、創意工夫し表現させる。
美 術


 
○幅広い活動を通じて、創造活動の喜びを味わい、美術を愛好する心情を育てる。
○感性を豊かにし、美術の基礎能力を養う。
一徹底:5分間スケッチの実施
一改善:表現力の向上を図る
保健体育


 
○体育リーダーの育成。
○体力の向上(記録会)基礎技能の向上。
一徹底:規律ある集団行動(整列・声だし)
一改善:常に記録・結果を掲示する
技 術


 
○実践的、体験的な活動を通して、基礎的・基本的な知識と技能を習得させる。
○進んで生活を工夫し,創造する能力を育てる。
一徹底:実践的・体験的な学習活動の工夫
一改善:問題解決的な学習指導の工夫
英 語


 
○書くことや話すことを重視し、語彙力を育てる。
○英語を使って積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度と意欲を育てる。
一徹底:単語宿題
一改善:コミュニケーション活動の充実
道 徳


 
○基本的生活習慣について意欲を高め、定着させる。
○道徳の授業の工夫・改善
一徹底:あいさつの励行
一改善:道徳コーナーを設置し、道徳の意識を高める。
特別活動


 
○係や当番活動、ボランティア活動、地域人材の活用など、学級活動の充実を図る。
○進路活動の充実
一徹底:体験活動の充実
一改善:話し合い活動の充実
  総 合


 
○問題解決や探求活動に主体的・創造的・協同的に取り組む態度を育てる。
○言語活動を意識して取り組み、コミュニケーション能力を育成する。
一徹底:言語活動の計画・実践
一改善:コミュニケーション能力の向上
 
 7 校内研修の年間計画        


 日

   内   容

備考(担当・講師・他機関)
 4
 
   5
 
 @平成22年度校内研修計画の確認
 A特別支援に関する情報交換
 研究主任
 特別支援担当
 4

 
  16

 
 @「夢にぬふぁ星プランU補完版」の読み合わせ 
 A部活動の活性化について
 B学対訪問に向けた取り組み
 校長
 部活動世話係り
 研究主任
 5   14  @学対訪問に向けての確認  研究主任  
 5

 
  28

 
 @道徳・特別活動・総合的な学習の年間計画の確認 
 A環境教育について
 B評価についての確認
 各担当
 環境教育担当
 研究主任
 5    @学対訪問に向けた授業研究  数学科・英語科
 6


 
  25


 
 @特別支援教育(軽度発達障害等の生徒理解)
  カウンセリング(共通理解)
 A夏休みの補習について
 
 講師招聘
 スクールカウンセラー
 研究主任
 
 7

 
  27

 
 @「校内研修のテーマ」に関する理論研究
 AQ-Uテストの結果分析及び学級集団づくり
 
 講師招聘・研究主任
 研究主任
 教育相談担当
 

 


 
 @コンピュータ研修
  通知表・調査書の作成について
 
 講師招聘・研究主任
 コンピュータ担当
 
 8
 
   9
 
 @校外研修
 
 全職員
 
 8


 
  30
 

 
 @授業方法・形態の工夫改善に関する理論研究

 A進路に関する研修会 
 
 講師招聘・研究主任
 
 進路担当
 
 9


 
  10


 
 @夏休み補習指導についてのまとめ
 A強化期間の取り組みについて
 
 
 研究主任
 研究主任
 
 
 10


 
  29


 
 @学力向上対策強化期間に関する再確認
 (朝自習の強化について)
 
 
 講師招聘

 
 
 11


 
  19


 
 @学力向上対策強化期間について
  (放課後の補習について)
 
 
 研究主任

 
 
 12


 
  27


 
 @学力個向上対策期間の取り組みの反省
  
 A校内研修のまとめと報告・・・学対報告会にむけて
 
 研究主任
 
 研究主任
 
 1


 
  14 


 
 @学対報告会に向けての再確認
 A各教科のまとめと反省
 B諸テストの結果報告及び、全国学力調査に向けた
  対策について
 研究主任
 各教科主任 
 研究主任
 
 2
 
  18
 
 @校内研修の反省
 
 研究主任
 
 3
 
  18
 
 @次年度計画
 
 研究主任